ONE-SLIPの別館
働くようになってからは、夕日(というか日中)に惹かれるようになった。毎日の事だけど、それを見る事は滅多にできなくなって行ったから。
この季節になると、埼玉からでも富士山が良く見えるようになる。特に今年は天候が不順で雨が降ることがあるので、例年なら正月や風が強い日くらいしかはっきり見えない富士山を目にする機会が比較的多い。
そんなわけで写真を撮りに行った。夕日をバッチリ撮れる焦点距離のDAレンズが無いので、慌てて銀塩時代のレンズを引っ張り出して撮りに行ったは良いけれど、久しぶりだったので半分くらいはピンを外してしまった。
解像度が高く、ボケも良い感じ。さすがFA35の廉価版(?)だ。単焦点はMF以来だからずいぶん久しぶりになる。
考えてみたら自分はあまりスナップ的な使い方をしない方だったから、単焦点の出番が少なかったコトを思い出した(特にPENTAXはAPS-Cなので、フィルムの標準の50mmだと使い勝手が悪い)。多分これもツーリングに持っていくことは無いだろう。お金と積載能力と衝撃・振動対策が揃っていればレンズを何本も持って行きたいけど、それはパニアケースつけても最後のは完全にはできないし。
自分のことはともかく、コストパフォーマンスはダントツに良いレンズである事は間違いない。
デビュー戦が誘われて行った六義園のライトアップという事で、あまりレンズの評価ができる状況じゃなかったので、まだちょっと良し悪しは分からない。良く調べないで三脚禁止「らしい」から三脚無しで行ったが、使えないのは一部だけだった。おかげで8割くらいはブレて見れたモンじゃなかった。
肝心のDA 35mmF2.4ALは大部分をプラスチックにした結果、質感は安っぽくなったけどその分軽くなっていて非常に使い易い。ピントリングもそれなりにトルク感があり、MFレンズに近いのでマニュアルで使ってもストレスを感じない。
まだほとんど使ってないけど、かなり面白そうなレンズだ。