ONE-SLIPの別館
乗り方を調べていなくて、乗船時は地味にテンパっていた。フェリー乗り場に有人のゲートがあり、そこで料金を払うまでは良かったけど、すでに乗船が始まっていて少し前に来ていたバイクは既に乗船済みで参考にできず、案内されて自動車と同じように乗り込んで放置された。
長距離フェリーのように固定されないのは察して、さも分かっているようにローギア+ハンドルロックして船室に向かった。本当はこれで良いのか分かっていなかったが、当たり前なのか乗員の人も他の車の誘導に向かってしまったので確認の仕様がなかった。
下船も速やかすぎて、バイクの場所に降りたときは一台前の車が発信しているような状況で慌ててヘルメットを被り、グローブも間に合わないまま下船することになった。
地元の人にとっては足の一部のように使う船でも、船に慣れていない人間には慌ただしく思えた。
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向かいの山の中腹にあるコンクリートで保護された部分が国道352号。奥只見湖の入り組んだ山の沿いの1~1.5車線の道が延々と続く。片側一車線(両側二車線)が確保されているところは殆どないし、退避所も少ない。
新潟寄りの最後の突端から見た奥只見湖。乗用車なら一台泊まれるかという程度のスペースはあるけど、別に展望所とかではないのでこの写真はそこから少し歩いて移動して撮った。
山を抜けて新潟側に降りたところ。泊まりを含むルートでは新潟からの方が魚沼市街からアクセスできるので、西からアプローチした方が楽。ただ、奥会津の山の中を延々と走り、さらに緑だらけのR352の山道をえっちらおっちら越えて、山を抜けるとずっと先まで広がる田んぼを見る、という「溜め」があった方がツーリングとしては面白いと思う。