ONE-SLIPの別館
ドラムブレーキは油圧ブレーキに比べれば単純なんだけど、構造上閉じているのでブレーキダストを外から掃除することが出来ないし、アクスルシャフトが貫通しているのでホイールを外さないと整備できないところが面倒だ。
と、知った風なことを書いてはいるがドラムブレーキをバラすのは初めてだったので、ブレーキシューが意外と強いばねで取り付けられているのに戸惑った。外すときばねの勢いで落としてしまうし、取り付けはばねが強くてなかなか上手く取り付けられなかった。
掃除をしてグリスを塗ったら鳴きは止んだ。シリコングリスを使ったけど、ベアリンググリスかモリブデングリスの方が会っているような気がする。
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この間のツーリングでジェベル200の燃費は36.5km/lだった。ツーリングにしては燃費が伸びなかったけど、これはパイロットジェットを標準より1/2回転多く戻していたからだろう。パイロット・スロー系は最低限使用されるガソリンを制御しているので、ここを大きくしてしまうとどの状況でもガソリンが多く使われてしまうことになる。もう一つの理由としては車があまり多くなく道が良かったからだろう。ジェベルは5速までなので車の流れが早い場合には回し気味に走らないとペースについていけなくなってしまう。
カタナに比べれば倍近い燃費なので、ガソリンの値段が高かったこのタイミングでは結構助かったと思う(そう言えばガソリン値下げ隊とか居たが、口蹄疫の対応を見る限りこの程度で文句を言っても仕方が無いというかもっと酷いことが起こりそうだ)。
暖かくなってエンジンもかかり易くなったのでパイロットスクリュを規定値(1と1/2回転)に戻した。
いくつかのメーカーから出ているツーリング用の防水バックなんだけど、気抜きの栓(浮き袋とかの口)から空気を抜こうと引っ張ったらバリッと破けてしまった。出発する前日の夜だったので結構慌てた。
形状的に栓の周りに返しが無さ過ぎる気がしないでもないが、今回のケースは商品の問題というよりこちらの扱いの問題だ。半年以上前に買って、すぐに冬になるので春までチェックもしないで放置していたので、元々気抜きの栓がきつかったのか放置している間にゴムがくっついてしまったんだろう。どちらでも買ってすぐなら交換して貰えただろうけど、すでにレシートも無い状態ではクレーマーになってしまう。
しかもチェックしなかった理由が、一度袋から出すとかさ高くなるし、再度収納するのが面倒だからというから救いようが無い。
メーカーはTANAXだけど、コレまでこのメーカーのバックは何種類か使っているけどいずれも長持ちしているし、絶版商品のオプションとかも注文できたので、メーカーの方はわりと気に入ってます。
それはそうと、今日は満足に林道を走れなかったにもかかわらず、雪解け水でドロドロになった道を走ったおかげで汚れたジェベルを洗いに近所のコイン洗車場へ行くために少し走っただけでケツが痛くなった。
ツーリング中も日に日に乗り始めてから尻が痛くなるまでの時間が早くなってきたが、4日目はすぐに痛くなるようになってしまった。
3日以上の期間ツーリングに行ける機会はあまり無いとはいえ、1日目でも結構痛みはあるので何とかしたい。車両ではもう新型セローくらいしか残っていないけど、こちらは金銭的にはちょっと重い。セロー→ジェベル200はセローの相場のおかげで出費があまり無くて済んだが新型セローは中古でもそれなりの値段だし、ジェベルの下取りには期待できないし。
あとはDF200のシートの方が柔らかいらしいので、それと交換するか。シートをカスタマイズする場合2~3万くらいかかるようなので、DFシートにすれば現状復帰+部品単体売りができるので駄目だった場合のダメージを最小限に抑えられる。
実はジェベル250(DR250SEP)が特別だったという事実が一番怖い。
そんなわけで行く道行く道みんな途中から雪に覆われていたので、結局通して走れた林道は一本も無かった。今回林道ではあまりライダーを見かけなかったんだけど、唯一ここで会った二人組みの人たちも同じ状況でアテが外れた感じだった。
こっちとしてもジェベルで出掛けたのに林道を走れず、やっぱり尻が痛くて好天が続くのに切り上げることにしたりと、いくつか判断を間違ってしまった。
しかし尻の痛みはどうしたものか。