ONE-SLIPの別館
なんだかんだで新車で買って17年、大きなトラブルも無く8万6千キロほど走ったわけですが、最近はプレミアがついたり、発売当初のことを知らない(忘れた)人も多くなり、とんちきなことを言われることがあるので少し思い出を語ってみる。
自分が知る限りなので地域等によっては状況が違うかもしれないという事は断っておきます。
ファイナルは即完売というようなことを言われるが、実際には暫くあちこちに在庫が展示してあったし、割とすぐに走行の少ない車両が中古に普通の値段で出たりしてた。注文はされたかもしれないが購入までいかなかった車両や、乗ってみて早々に手放した人もそれなりにいたと思う。自分も初めてカタナに乗った時、あまりの重さとレスポンスの微妙さに「俺このバイクにずっと乗らなきゃならないのか…」と思ったし。そんな感じで発売後も探す必要はあったにせよ暫くは新車で購入できる状態だった。
値段にしても自分は諸経費込みで定価で買えたので、実質1割引き以上で別に高かったりはしなかった。最後という事でいくつか改良はされていたけど、前の年まで国内仕様のSRがファイナルより定価で10万安く売っていて、その差額で改造できないこともない範囲の改良だったこともあり、雑誌の記事ほど現場では特別扱いされてなかった。
一番盛り上がっていたのはSRを買ってすぐにファイナルの発表を聞いた人だったと思う。
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