ONE-SLIPの別館
ドライブスプロケットは固すぎて外せなかった。年季の入った中古車の場合、オーバートルクや錆などが絡み合ってナットが固着し、無理をするとナットをナメたりシャフトに影響を与えたりする場合があるらしいので自力での交換は諦めた。
どちらかというとひどいのは錆びまくっていたチェーンで、こちらは3回目の交換ということもあり1時間程度で作業を終えた。以下はざっくり手順。
金属用の棒ヤスリで7~8分削るとピンの頭を完全に削り落とせる。グラインダーは持ってないが、仮に持っていたとしても外に持ち出して電源確保して…と準備してる時間で人力でもここまでできる。
どちらかというとひどいのは錆びまくっていたチェーンで、こちらは3回目の交換ということもあり1時間程度で作業を終えた。以下はざっくり手順。
金属用の棒ヤスリで7~8分削るとピンの頭を完全に削り落とせる。グラインダーは持ってないが、仮に持っていたとしても外に持ち出して電源確保して…と準備してる時間で人力でもここまでできる。
ピンの頭を落としたらチェーンカッターという名の、切るのではなくピンを反対側に押し出す工具でチェーンプレートからピンを抜く。工具はWebike Garageの安物。カシメと違うのでそんな良いものでなくても問題ないが、これはよくできていると思う。
プレート両側のピンを抜いたところ。ここから古いチェーンにタイラップや針金で新しいチェーンを繋いで回せばチェーンが置き換わるんだけど、手が油まみれになってしまったので写真は撮っていない。今回のチェーンは白いグリスまみれではなく、グレーのグリスが薄く塗ってあった。チェーンが良くなったのかグリスが良くなったのか、何にせよウェスを何枚も使うということが無くて良かった。
これが最後の写真で、軽圧入クリップという名の通りチェーンプレートをハメてクリップを装着すれば終わり、ではあるがプレートを圧入する必要がある。
チェーンツールは無いが、要は飛び出たピンを避けて力を加えれば良いので、自分の場合はウォータポンププライヤーで力いっぱいプレートを押し込んだら、写真のようにCクランプにピンを避けるためのボルト(M8とかM10)を噛まして締め込む。注意点としては一気に閉めないで両側のピンが均等になるように前後しながら少しづつ締めていくこと。
クリップ式の場合、カシメと違って他のプレートと同じ幅になったところでクリップをつけるが、ここでノギスが行方不明になって見つからず焦ってしまった。同じ幅だということがわかれば良いのでとっさにBAHCOのモンキーで代用した。
錆びまくっていたチェーンを新品にしたらすぐに分かるほど走りが変わった。が、それ以上に錆びているスポークが気になって仕方がない。
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