ONE-SLIPの別館
走行距離500㎞での初回のオイル交換も終えた時点でのインプレッション。ちなみに身長は174㎝で体重60㎏、足は長くも短くも無い。
乗った姿勢は軽い前傾で普通のバイクという感じ(これまで所有したオンのバイクは全部セパハンなので普通のバイクが良く分からないが)。足付きは両足べったり。何も考えずに跨ってニーグリップをすれば、しっかりホールドできるのでこの辺はよくできていると思う。
ちょっと気になったのがシートが固めで少し前方に傾斜していること。シートが水平なら着座位置を変えやすいが、この傾斜で自然と姿勢が固定されてしまうので市街地や高速で長時間姿勢が固定される状況が続くと尻が痛くなると思う。ただ朝から晩まで走るようなことはまだしていないので、この印象は後で変わるかも。
メータはオイルトリップがあったりするが、距離の表示箇所が1ヵ所で必要なものを選択して表示するタイプ。オド/トリップの2つが表示されるメータが普通だと思っていて、トリップを給油の目安にしていたので使い勝手はやや悪い(代わりにガソリン計があるけど)。また、セローでさえ装備されていたハザードが無いのは明らかにマイナス。ここをオミットする理由が分からない。ライトは標準的なH4 12V 60/55Wなので明るさ自体は普通で、配光は横に広いがもう少し前後がほしい所。
バッテリーへのアクセスには工具が必要なので少し面倒。シート周りをばらしただけの印象では、造詣が凝っているせいかボルト周りのクリアランスが微妙な感じ。通常のハンドツールでも作業は出来るけど作業性からも工具を回した際に周囲の部品に干渉しないようにするためにも、オフセットレンチややラチェット+エクステンションバーを使った方が良いと思える場所が多い。
エンジンは最初結構エンストさせてしまったが、これはカタナやセローのように下が太いバイクに乗っていたためで、下が細いわけでもないし回転数に応じて力が出てくる素直なエンジンで扱いやすい。気になったのはエンジンブレーキの利き方が自分のイメージと一致しないこと。効く効かないでは無くキャブ車の感覚的なイメージとのズレを感じるときがある。これも慣れの話かもしれないけれど。
PR
この記事にコメントする