ONE-SLIPの別館
画像は本家の引用です。
先月の東北ツーリングは頻繁ににわか雨に降られてしまったが、天気予報自体は晴天だったこともあり、カッパとブーツカバーは持って行ったが、レイングローブは直前で置いて出掛けてしまった。そのため何度もメッシュグローブのまま雨の中を走ることになったが、初めて使ったSCOYCOのMC29というグローブが思いの外優秀だった。
モノタロウで安かったので試しで買ってみて、モノは値段相応かなといったところだが雨に強かった。メッシュグローブで雨に強いと言われても困ると思うが、ラフロやタイチのメッシュグローブは操作性を考えて手の平側に合皮かそれに準じた素材を使っているけど、MC29は化繊にゴムを貼り付けた、ある意味ゴム軍手の延長的な作りだ。これが雨天というかその後に、合皮だと手が黒ずんだり、手の平側だけなかなか乾かなかったりするけど、全部化繊であるMC29は色落ちも少なく乾きも良いため、雨が上がった炎天下なら30分もあればグローブが乾いてくれるので、非常に使い勝手が良かった。
真夏のツーリングで、雨が振りそうな場合にはオススメのグローブだ。
連休中は山形を中心に、2泊3日で1,600kmほど走った。普通ならやや長距離というところだけど、三角木馬の2つ名を持つDR-Zでは、かなりハードな行程だ。実際ノーマルシートや純正ハイシートであれば、1日目に限界を迎え、2日めの尻の痛みは尋常じゃなくなにか病気になったり不能になったりするんじゃないかというレベルだ。
シートコンセプトの幅広シートは、一応四国での実績があるが、乗りっぱなしというのは初めてでどこまで耐えられるか試した部分もある。結果的には痛くなるけどバイクによってはあり得る程度で、帰りの高速は結構きつかったけど、そういうレベルに落ち着いた。
なお、今回は暑さ対策にKOMINEの3Dエアメッシュシートカバーをつけていたけど、これが無ければもう少し耐えられたように思う。
今はこんな風につまらなくなってしまった首都高の加平PAだけど、以前は食堂もあり、いかにも都市高速のパーキングって感じが良かった。食堂は所謂「こう言うので良いんだよ」的な、取り立てて美味いわけでもなく、特に安いわけでもない、でも町中の食堂ではない、高速道路あるいは旅を感じられる食堂だった。
ここに寄るのは、だいたい写真のようにツーリングなどで出掛けてちょっと遅くなった帰り道で、休憩と夕食を済ますためだった。高速を降りてから自宅に帰るまでに、夜中でも食事ができるところはあったけど、ピークを過ぎて空いてきた加平PAの食堂で夕食を摂ると、一区切り付く気がした。
今はもう出来ないけど。