ONE-SLIPの別館
リアバッグを中心に撮った写真がなかったので、去年に宗谷丘陵で撮ったRR9030 BWPラフクルージングバッグを取り付けていた写真を。
最近はハードケースを使っている人(というかバイク?)が多いが、リアバッグで特に容量の大きいものは、見た感じTANAXが多く、ラフ&ロードは少数派だ。
という自分もサイドバッグは20年もののTANAXだし、短期間ではミドルフィールドシートバッグを使っているけど、このラフクルージングバッグは早々に廃盤になってしまい、後継のものも無いがかなり気に入っている。
ラフロのシートバッグの特徴として、取り付けるバックルがバッグの床面ギリギリに配置されている(TANAXとかは5cmほど上)。これがバッグの型崩れとシートとバッグがズレるのを抑えてくれる。
このバッグ自体の特徴として、容量の拡張が横ではなく縦という珍しさがある。横に広がるとベルトがあっても垂れ下がってしまうし邪魔になるが、カタナのようにテールが高くないバイクだと上に広がっても乗り降りの邪魔になるほどではなく安定感も変わらないので使い勝手が良い。
まだ数年は使えるが、ダメになる前にラフロにはこのバッグの後継種を出してほしい。
連休中は山形を中心に、2泊3日で1,600kmほど走った。普通ならやや長距離というところだけど、三角木馬の2つ名を持つDR-Zでは、かなりハードな行程だ。実際ノーマルシートや純正ハイシートであれば、1日目に限界を迎え、2日めの尻の痛みは尋常じゃなくなにか病気になったり不能になったりするんじゃないかというレベルだ。
シートコンセプトの幅広シートは、一応四国での実績があるが、乗りっぱなしというのは初めてでどこまで耐えられるか試した部分もある。結果的には痛くなるけどバイクによってはあり得る程度で、帰りの高速は結構きつかったけど、そういうレベルに落ち着いた。
なお、今回は暑さ対策にKOMINEの3Dエアメッシュシートカバーをつけていたけど、これが無ければもう少し耐えられたように思う。