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ONE-SLIPの別館
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具体的な仕事内容からだと外れるが、 GIS業界に居るので震災にも関わることがある。救助等に直接関わることは無くて、復興段階での支援がメインになるけど。

今回の震災に関してはすでに多くの情報が公開されている。国土地理院からは各種情報やオルソ画像などが公開されている。
GISソフトの最大手の米国EsriではSocial Mapのサービスが公開されている(日本のEsriにも似たようなものがあるが向こうの方がレスポンスが良い)。
Social Mapで使用されているデータはUSGS(アメリカ地質調査所)が公開しているもので、データ自体はKMLとして公開されている。こうしたKMLはレイヤや主題図と呼ばれるものと大体一緒で、震源や影響範囲などの特徴ごとに分けられた空間的なデータを指す。
Google Mapsとのマッシュアップが多いのでとりあえずGoogleの災害情報を見れば、ホンダが提供している被災地の道路状況などにもアクセスできる。

気になるデータがKMLとして公開されていたら、Google Earthをインストールしていれば見れるけど、面倒な場合は、そのURLをコピーしてGoogle Mapsの検索ボックスに貼り付けてボタンを押せば地図上にデータを重ね合わせて表示してくれる。USGSのデータだとこんな感じになる。

テレビの情報はすぐに流れてしまうその場のものばかりだけど、こうしてみると今回の地震はプレート型の地震で、富士山や長野の地震も構造線の近くで発生していることが一目でわかる。こうした情報がすぐに何かの役に立つわけじゃないのが残念だけど、義務教育で習ったことを思い出せば今後の動向はある程度予想できると思う。
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