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ONE-SLIPの別館
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ニードルバルブジェベルのキャブを開けた。
開ける前はtoshiboさんがコメントしてくれた、Oリングの切断程度の軽い状況だと思っていたが、外すときに確認したインシュレータ周りには全く問題が無かった。

キャブレターを外して分解しようと思ったらフロートのボルトが一本ナメていた。無理にドライバーを使わずに軽く叩いてからバイスでボルトを掴んで廻したらあっさり外れた。
フロートを外してみたら、底に錆のようなものがが沈殿していた。タンクが錆びている気配は無かったので、長年のゴミが沈んだんだろうと思って、キャブ本体を見て驚いた。

ニードルバルブを固定しているボルト(画像の右のボルト)が真っ赤に錆び付いていた。その錆はニードルバルブの方にまで広がって隙間に入り込んでいるようだった。とにかくボルトを外して状態を確認しようと千枚通しでボルトの錆を落としてみると、このボルトもナメていた。この時の嫌な感じがしたが、これはあまりよろしい感情ではないけど正直に書いておく。
このジェベル200の経緯は知らないけど、自分が見た印象ではそれ程濃い人間がオーナーだったことは無いと判断した。その上でキャブのボルトが二箇所ナメているということは、所有者以外がキャブを触り、この結果を招いた-つまりバイク屋が整備でミスって放置しそれを売りつけた、と感じた。

他にも、ジェットなどの真鍮(?)の部品も表面に薄い錆が出ていて、この錆どもがエンジン不調の原因で間違い無さそうだ。
とりあえず錆びでダメになった部品とナメていたボルトを交換して様子見ということになるが、ニードルバルブがやられたのは痛い。このせいで部品代が予想の4倍になってしまった。
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ジェベル200のリアキャリアは普段使うには十分だけど、キャンプやロングツーリングに行くには小さいサイズだ。キャリアだけでなくシートの後方も使って荷物を積むのだけれど25Lのザックを背負って乗るとシートの後ろが10cmちょっと余るだけになってしまう。キャリアの大きさ自体はDR250Sとそれ程変わらないが車体(シート)が短いので、今までと同じような使い方ではシートが短い分スペースが足りなくなってしまう。ちなみに最大で55Lのザックを使うこともあるので、さらに狭くなるだろう。

調べてみたところ、社外品ではライディングスポットからリアキャリアが良さそうだ。ノーマルに比べ横に2割、後方に5割ほど大きくなり、グラブバーが付く代わりにヘルメットホルダーが使えなくなる。フックは6つあり、後方に反射板を取り付けることができるようだ。価格は約1万円。

もう一つは定番のDF200のリアキャリアの流用だが、国内モデルは既に絶版になっていて部品も入手不可。元々売れたバイクでも無いので今では中古でも入手は難しいだろう。
ただ、DR/DFは日本以外では継続して販売されているので部品は手に入るようだ。ロシアのDR200は日本のDF200の仕様でラインナップされていて、そのリアキャリア(部品番号46310-44AF0、国内ではFがC)はまだスズキから入手可能のようだった(※)。
現時点で在庫は些少で価格は16,000円強。ノーマルに比べ奥行きはほぼ同じで横幅が倍になる。画像を見る限り国内DF用のキャリアと違いシート横に張り出した部分のフレームが1本に省略され、フックも無くなっている。

全体的な使い勝手はグラブバーやフックの位置などからライディングスポット製の方が良いだろう。ツーリングでは大きな荷物を積むため面積の広いDFのリアキャリアの方が安定するけど前後の長さが変わらない。そのため後ろに伸びたライディングスポット製の方が積める荷物の量は多くなるが、バランスはあまり良く無さそうだ。現在手に入るロシア版リアキャリアはシート横の部品が一部省略(特にフック)されているのでシートに載せた荷物の固定には一工夫必要になりそうだ。そして価格差は6,000円。

性格も値段もかなり違うので選び難い。既に生産終了している車輌の部品なのであまり悠長に考えてもいられないが…。

※)46310-44AF0-019で黒になるようですが、この番号で出るかどうかわからないので問い合わせて下さい(自分の場合は国内DFのパーツ番号で注文したらこの番号が代替として返ってきたので)。

三国峠ようやくジェベル200でそこそこの距離を走った。
目的地の中津川林道へは意図的にセローの時と全く同じルートを使って、体の状態を確認しながら走った。幸いセローのときのような股関節の激しい痛みはなかったが、ジェベル200もセローも以前乗っていたジェベル250に比べると車体が小さい=体が窮屈なので、関節も若干辛いようだ。
しかしシートはジェベル200の方が固いためか尻の痛みはこちらの方が酷い。それでも尻の方は(お金はかかるが)対策の方法はあるので気が楽だ。

今回は高速も使ったんだけど、ジェベル200は80~90km/hあたりは問題ないが100km/hになるとエンジンが目一杯仕事してるので、振動がかなり出てきてヤバそうな感じがして怖い。
燃費は約340km(高速約90km)走って38km/lとまずまず。

高速での問題はスピードが出ないことでも回し過ぎでオイルが減ることでもなく、微妙な振動で掌が痒くなることだ。
ジェベル200のエンジン回転が下がらなくなる現象は添加剤だけでは直っていなかった。

症状としてはオーバーフローっぽいんだけど、エンジンが止まるようなこともないので違うように思える。程度からみてジェット類が痛んでいるとも思えないので、やっぱりゴム系の部品が経年劣化してると考えるのが妥当だろう。とは言え2000年式(店は2001年と行っていたが、車両を調べたら2000年式だった)なので、カタナと同じだと考えると経年劣化が原因というのも微妙なんだけど。

何はともあれ、振り替え休日だったので一度分解してみようと思っていたが、よりにもよって台風が来て何もできなかった。
なかなか条件が揃わなくて、まだジェベル200では足の痛みを確認できるだけの距離を走れていない。

ある程度の時間(距離)を走っていると突然股関節が痛み出してくるものなので、一回で長距離を走らないと分からない。100km以上走る機会はあったけど、痛みは最低でも200km以上、判断するには300kmは一気に走りたいところだ。

尻に関してはシートが固いのでセローよりも痛くなりやすい。ただ、セローより余裕があり姿勢を変えやすいので緩和させることができる。高速を延々と乗るような状況でなければ大丈夫そうだ。
50km/hあたりから振動がひどくなるし、小排気量のクセにエンジンからの熱がすごい(これはギアが足りないのでエンジンを回してしまうからだろう)。その熱が他の箇所に伝わり易いのも困る。セローとジェベルを単純に比較はできないけど、乗る度にセローの方が工業製品としての出来は良いと思う。
少なくとも走行距離2,800km以下なのにタペット音がうるさいのはどうかと。
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